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nochr_3[1]
しんと静まり返った夜の教室。
その真ん中に、彼女はいた。 「・・・・・・・」
懐中電灯を片手に、じっと窓を見つめる少女。
その窓辺は、つい昨日自分がいた場所。
「あの時・・・」
物思いに耽っていた彼女は、後ろから声をかけられ、振り返った。
そしてその相手の顔に驚き、声もあげられずにいたとき・・・彼女は「目を覚ました」。

私はアレが何なのか、確かめたかった。
「あの時、私は確かにここにいた。ここで、アレに・・・会った。」
そう思いながら、窓辺に近づいていったその時、
「痛っ」
包帯を巻いた左手首に、痛みが走る。
血ににじむ包帯を見たとき、懐中電灯の光の先で何かが反射した。
「これは・・・・カッターナイフ?」
なんとなく持ち上げたそれを見て、私は恐怖した。
・・・血に染まっていた。まるでさっきついたもののように、真っ赤な血。
「・・・いやぁぁぁぁぁっ!」
恐怖のあまり、カッターを投げ捨て、教室を走り出る。
誰もいなくなったはずの教室に、笑い声が響いた・・・。

rouka640yoru1 JPG
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」
廊下の隅で息を荒げながら、ガタガタ震える。
恐い・・・。
夢なら覚めてほしい。
「・・・そうだ、これは夢だよ。絶対、夢・・・だよ。」
言い聞かせるように、呟く。
「こんなの、現実にあるわけない。こんなの・・・。」
わずかな希望を感じ、顔を上げた私の目の前に、

『残念、これは現実。』

アレがいた。


この記事で使用されている一部の作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、作成を依頼したものです。
 著作権はイラストマスターに、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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